お米通信No.1142016.08.01

 

毎月、商品をご購入いただいたお客様に、商品と一緒にお届けしている「お米通信」。

ブログでもご紹介していきたいと思います。

実行委員会のメンバーが、順番に書いています。

7月号は、多田事務局長です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今年は冬に雪が少なく、田植えから梅雨に入るまでの時期に雨も少なかったため、水不足に悩まされました。

私が個人的に管理している入山の田んぼは水で困るほどではなかったのですが、十日町市地域おこし実行委員会が今年から増やした田んぼの一部は田植え直後に地面がひび割れるなど、深刻な状況のところもありました。

自然相手の農業は本当に毎年何が起こるかわかりませんね。

 

去年まで約1町歩(10,000㎡)だった十日町市地域おこし実行委員会の田んぼが、今年は約2.7町歩(27,000㎡)という事で3倍近くの面積になりました。

丁度去年の9月から馬場君が池谷集落の「めぶき」に入居し、4月からは1年間インターンをしていた安藤君も地域おこし協力隊として「めぶき」に入居し、同じく4月から1年間のインターンとして森さんが池谷分校に滞在していますので、山本さんの指導の元、主に馬場君に頑張ってもらいながら一部農繁期などに手分けをして耕作をしています。

いよいよ池谷集落でも農業を組織的に継承していくための体制が見えてきたと感慨深いです。

 

私自身は個人的に管理している田んぼで農薬・化学肥料不使用の米を作っており、草取りにもいそしんでおります。

除草剤を使わない田んぼには雑草が多く生えてきますので草を取らないと稲が満足に育ちません。

今年は農薬・化学肥料不使用のお米を栽培する面積を少し増やしました。

そのため、今まで以上に草取りができるために3条の除草機を購入しました。以前は2条の除草機でしたので作業のスピードがアップします。

 

お米通信114-1
古い除草機での草取りの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お米通信114-2
新しく買った除草機

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今この原稿を書いている7月頭は中間追肥の時期になります。

稲の生育を良くし、収量や食味を向上させるために天然ミネラルとケイ酸を含んだソフトシリカを田んぼにまいた後、稲のいわゆる骨格を作るための要素であるリン酸、マグネシウムを含んだ肥料を撒きます。

リン酸は甘みを増し、マグネシウムはお米の粘りを増すとも言われております。

その後、窒素成分を含んだ肥料を撒きます。窒素はいわゆる肉を作るための要素で、収穫量に影響します。

ただ、窒素が多くなりすぎると食味が低下すると言われており、稲の様子も見ながら肥料をやりすぎて稲を倒さないようにも注意して肥料を撒く必要があります。

この辺は経験を積まないと自分も偉そうな事は言えず、米作りの奥の深さを感じます。

理論でわかっている事も実際にやってみるとできない多く、毎年勉強です。

米作りは田植えや稲刈りというわかりやすい作業の裏で手がかかっています。

皆様に美味しいお米をお届けし続ける事ができるように昔から集落に住む方々と新しく来た若手で頑張っていきたいと思います。

 

肥料を撒く機械と肥料
肥料を撒く機械と肥料