お米通信No.1162016.09.13

 

毎月、商品をご購入いただいたお客様に、商品と一緒にお届けしている「お米通信」。

ブログでもご紹介していきたいと思います。

9月号(9月9日発行)は、佐藤可奈子さんです。

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あっという間に十日町も黄金色が広がりました。いつしか空も、はけを引いたような雲が薄くのびるようになり、まぶしい夏から、どこか落ち着いた秋の訪れを感じるようになりました。トンボが空いっぱい飛んで、羽に太陽の光があたって、きらめき、またたく姿はとても美しいです。

稲がすこしずつ葉を増やし、丈を伸ばし、池谷・入山の風を受けながら、少しずつ色をつけてゆく早さに伴って、娘もいつしか寝返りが打てるようになり、手をついてハイハイが始まり、そしてつい先日はそお〜っと手をついて立ちたいような仕草を始めたかと思えば、途端に立てるようになり、嬉しい気持ちの反面、過ぎ行く季節にせつなくなる気持ちと似たようなものがこみ上げてきました。

 

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娘は今月で早くも1歳になります。

 

さて、そんな娘も離乳食が進み、現在は大人と同じ「ごはん」を食べるようになりました。あるときから、おかゆを嫌がるようになり、「なぜだろうか」と原因が分からないままだったのですが、なにかの拍子で夫のお茶碗のお米をぱくりと食べたのをきっかけに、そこから雪崩をうつようにお米をばくばく食べるようになりました。

その勢いには凄まじいものがあります。おかずはほどほどに、でもお米は大人と同じ量を食べ続けることもあります。こんな小さな身体のどこに、そんなエネルギーがあるんだろう!お米を作っている身としては、こんなに嬉しいことはなく、「お米がおいしいのか〜お米がおいしいのか〜!!」とつい私も嬉しくなって、たくさん食べさせてしまいます。すっかりダメ母です。

そう言えば、移住したてのころ、ある方が「私はお米をおかずに、お米を食べれるくらい、お米が本当に好きだ」と言っていたのを思い出しました。そりゃ大好きになるだろう!と思わせる、説得力のある味が、この地域のお米です。香川から移住した私にとっては、この十日町に来るまでは、日々食べるお米が美味しいと、特段思ったこともなかったので、とても印象的なエピソードとなりました。

魚沼のコシヒカリは冷めてもおいしい、と言われます。かむほどに甘い品種であるため、こどもにとっても、そのお米のやさしい甘みがよいのかもしれません。

 

黄金色に!もち米は稲刈りスタートです。
黄金色に!もち米は稲刈りスタートです。

 

さて、新米の季節も始まります。新米を食べる喜びを知ったのも、この地域に来てからでした。田んぼが黄金色に色づく頃、「もうすぐ新米が食べれるね」とわくわくを重ねる日々。今年はどんな味だろうとドキドキする日々。そして、どうか台風で稲が倒れないでほしいと祈るような気持ちで天気予報を見守る日々。稲刈りの季節まで、もう少しです。

新米のお届けを、どうぞお楽しみに!