毎月、商品をご購入いただいたお客様に、商品と一緒にお届けしている「お米通信」。
ブログでもご紹介しています。
1月号(1月9日発行)は、農作業担当の馬場豊です。
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明けましておめでとうございます。旧年は大変お世話になりました。
本年も私共の活動を見守りながら支えて、もしよかったら一緒に活動ができたらと思いますのでよろしくお願いします。
さて、1年が経つのは早いもので、米の作業がひと段落したとほっと一息する間もないくらいにあっという間にもう1月になってしまいました。
去年から今年にかけては今のところ、雪はあまり積もることもなく十日町中のあちこちでまだ地面が見えるほどで、2年連続でこのような天気でいいのやら悪いのやらと少しもやもやとした気持ちになります。

去年から田んぼでの作業をしていて、普通に生活する分には邪魔にならない程度がいいが、田んぼのためには、例年通りの3mくらいの積雪量があったほうがいいということや、雪が解けた春先の山菜取りのためにもそのくらいあったほうが、山の上から順々と長い期間山菜取りを楽しむことがことも知りました。
そして、誰もが早くに冬が明けて山菜を取りに出かけたいようで、今年のような雪の量が少なかったり、降ってもすぐ地面が見えてしまうような暖かい冬には、フキノトウが顔を出し、春先のフキノトウより美味しくないと知っていても取って来て待ち遠しい春を感じたりしています。

また、豪雪地帯と呼ばれ多く降ることから、冬場の各集落などの伝統行事(鳥追いや白倉のバイトウ、松之山の婿投げなど)やお祭り(2月にある雪まつりや3月の雪花火など)や弊団体の雪かき道場やかまくらイベントに雪を利用するといったような冬本番でも活用されるために、やはり雪の少ない十日町は何だか少し活気がないように感じてしまいます。
今年のこの雪の少なさでできるかどうかはわかりませんが、1月28日の雪かき道場と2月11日にかまくらを作って楽しもうというイベントを実施する予定ですので興味がありましたら、そちらにもお越しください。冬本番ですのでお体お気を付けください。
※補足
このあと1月11日から大雪になり、現在は2メートル近く積もっています。