お米通信 No.1392018.10.15

 

毎月、商品をご購入いただいたお客様に、商品と一緒にお届けしている「お米通信」。

ブログでもご紹介しています。

8月号(8月9日発行)の担当は、佐藤可奈子さんです。

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はじめに、西日本で発生したこのたびの記録的な豪雨により、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

私たち池谷集落が被災時に、ご支援くださった皆さまも、もしかしたら西日本へボランティアに行かれているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなとき、私がまだ学生のころ、集落へボランティアに来ていたときに、村のかたが「おらたちは中越地震で助けてもらった。次は関東で地震が起きたときは、うちを逃げ場所にしたらいい。あんたも、あんたも、わしらが助けるすけ、逃げてこい!」と夜の交流会で、初めて会う人たちにも懐を広げていた姿を思い出します。

住んでいる場所は違えど、県を越えて、遠い親戚やふるさとが日本中にあると思えること、助け合えること、それがお金では買えない安心なのだと感じました。

 

溝切りの日々

 

さて、一方新潟は全く雨が降らない日が続いております。

山の命、湧き水でお米を育てているからこそ、沢から流れてくる水が少しずつ細くなり、山自身が一生懸命絞りだしているような雰囲気を感じて、それを見ながらもどかしく思います。

人間の力ではどうにもならないこともあることを痛感しました。

 

そういえば昔、2009年より2年間、池谷分校に農業研修生として住んでいた籾山さんがこんな話をしてくれました。

「いままで、がんばれがんばれ、って努力すればなんとかなるっていう考え方で学校は教育しているじゃないですか。そういうのを教えられきて。

でも、この自然のなかでは、人間の力ではどうにもならないこともあって、むらの人たちはそれをよくわかっているから、とてもしなやかですよね」と話されていました。

どうにもならないことがあることを知っているから、こころに少しだけのスペースがあって、そこで「じゃあどうしよう」と知恵を絞り、実験をし、チャレンジをしていくような、そんなイメージを抱きました。

私の師匠も毎年、新しいチャレンジをしているのを見てきました。そんな姿を見て、私もチャレンジし続けようと思わせてくれました。

この日照りで、思うように行かないことだらけですが、その中で私たちなりのベストを尽くして、皆さまに美味しいお米をお届けできればと思います。

 

娘もくわが使えるように
五右衛門風呂が炊けるように

 

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