定期配送のお客様に山菜を同梱させていただきました2019.05.16

こんにちは。

山清水米販売事務担当の多田美紀です。

毎月9日と24日に年間配送の契約をいただいているお客様に出荷するのですが、

今月は年間予約特典の山菜を同梱させていただきました。

送る山菜はもちろん池谷で採れた物です。

というわけで9日の朝、皆で採りに行きました。

今回はこちらの精鋭(?)で採りました。出発前の記念写真です。

津倉さんは当日用事で来れないので、前日に沢山採っておいてくれました。(ありがとうございます!)

うど班とわらび班に分かれ採りました。

山菜名人の橋場さん率いるわらび班は、橋場さんの畑の脇に生えているわらびを採りに行きました。

ここは非常に見晴らしの良い場所で、この日は天気も良かったので大変気持ちが良かったです。

わらびが沢山生えていました。

その他に木の芽も採りました。

木の芽を摘む隠居さん。

うど班と合流し、集会所前で仕分けをしました。

タイミングが合えば簡単に沢山採れる「こごみ」の時期が終わってしまい、人数分採れるか前日まで心配していたのですが、ムラの人のおかげで無事に沢山採ることが出来ました。

山菜の説明とレシピを添えてお米に同梱させていただきました。

早速食べてくださったと連絡をくださるお客様もいて大変うれしかったです。

とっても美味しそうに料理してくださいました。金麦も進んじゃうでしょう、これは。

山清水米の年間予約は配送回数によって、年2回~4回農産物などをちょこっと同梱させていただきます。

山菜は年12回配送(毎月配送)のお客様に送らせていただいております。

他の月には、にんにくやじゃがいも、ポップコーンなどを送らせていただく予定です。

年間予約はこちらのページから受け付けております。

http://shop.iketani.org/shopbrand/ct54/

どうぞよろしくお願いします。

今更ながら2/23池谷東京ヨリアイの振り返り…2019.04.19

4月より職員になりました池谷集落5年目の安藤です。(初年度はNPO法人地域おこしの長期インターン、次年度から地域おこし協力隊となり今に至ります。)

農作業を中心に情報発信もちょくちょく担当しますので皆さまどうぞよろしくお願いします。

 

ということで少し前のネタにはなってしまいますが、2月23日に盛大に行われた「池谷東京ヨリアイ」の様子を振り返りたいと思います!

イベントの概要はこちら↓

http://iketani.org/event/iketani-tokyo-yoriai0223/

 

当日はレンタカーで突撃班の山本代表、多田事務局長、森さん、安藤、栃木から短期インターンに参加していた大学生の南くんの5名で原宿に!福嶋さんは現地にて合流。原宿に到着して人の多さにただただびっくり!

会場は長年池谷・入山集落を支援してくださっている加藤さんより、素敵な空間を貸して頂きました。改めまして加藤さんには大変お世話になりました。

メインイベントが行われる前の会場の外では山清水米や池谷ポップコーンなどの物販をさり気なく行い、中では池谷に通ってきてくださっているプロカメラマンの小野さんの写真展示や多田さんが取材を受けた際の映像を放映していました。ちなみに今回のブログで使用している素材も小野さんに撮って頂いた写真です。小野さんありがとうございます!

   

 

時間が経過すると段々と参加者で賑やかになってきました。

そうこうしているうちに会が始まり、山本代表より開会宣言とこれまでの村の様子や今までの活動について説明が行われ、多田事務局長にバトンが渡り引き続き取り組み内容の説明を行いました。自分はこれまでの取り組みの歴史と4年間の池谷生活の思い出に浸りながら聞いていました。

多田事務局長からの話が終わり、棚田オーナーの松本さんと昨年夏に池谷集落に来てサポートして頂いた大学の国際ボランティアサークルに所属する中島さんより講評を頂きワークショップ(車座トーク)へ移りました。

車座トークのテーマは「都市農村共生に向けて」

5チームの車座に分かれて進みました。

いろんな立場の方々がそれぞれ持っているスキルをどのように活かして都市と集落を繋げるかという部分が鍵となる気がしました。

ざっくりとそれぞれのチームの着地点と出てきた内容の流れをいくつか。

1チーム目:「村人誕生会を行う」

・仕事でできることボランティアでできること

→池谷の地域活動に参加、お米を買うことが関係人口に繋がる。

・他のエリアでもできることでなくて池谷集落だからこそできることは何か?

→池谷に通っている人は山本代表のことが好き、この好きという気持ちが何よりも大事。このように池谷集落の人にファンがつくような仕掛けを行う意味で村人誕生会を通して名物村人を作る。

 

2チーム目:「情報を繋げる役割の重要性」

・都市側の人間がいかに情報発信するか。

メディアの多様化によって発信した情報が埋もれてしまう。さらには関心のない人には届かない。

→情報をキャッチして実際に農村に足を運んだ人がその他の人にリアルな情報を発信する一定の流れが必要。

外部人材と農村を仲介する役割を担う機関や人材が必要。半農半Xを実践している人などが適している?(都市と農村両者の価値観やバランス感覚を持っている人)

 

3チーム目:「先端とのコラボ」

人口減少や高齢化を先端に結び付ける。農村×ソサエティー50(未来社会のコンセプト)。

→野菜プラントなどのIoT、自動運転の実証フィールド、エネルギー自給の実証を成し遂げる。

・仏壇用のお米パックなどニッチな市場への販路獲得。

・婚活ベント、小中学校の修学旅行先、企業の研修の場、他大学派遣。

・池谷の集落検定を作る。

 

4チーム目「流行や土地の魅力を活かして田舎という言葉のハードルを下げる」

・田舎は言葉以上にハードルが高い。

→農村ってどうなの?まだまだ魅力はいろいろある。田舎いいじゃんという再発見ができる仕組み。

→観光、自然の素晴らしさ、棚田の景観は素晴らしいけど商売の観点で採算が合わない。

→棚田の修復作業を企業などのチームビルディング研修に使える。そうすれば宿泊施設も稼働する。

→写真家とコラボする。インスタ映えなどの流行を用いて魅力を伝える。

 

5チーム目:「移住や出会いのきっかけづくり」

・農村への移住に関して嫁ブロックが入る。

→都会から田舎にいきなり行くのはハードルが高い。

→十日町市は大地の芸術祭がありボランティアなどを通じて移住やカップルになった方もいる。震災ボランティアなどの際には震災カップルなどもできた。

→そういったきっかけの場を作り、活かし、リアルな体験を共有しあうことで新たな感動や出会いが生まれ、その他の人々へ魅力が広がっていく。

 

以上5チームによる様々なアイデアが出ました。他分野で活躍する方々だけあってアイデアの切り口が多種多様で移住5年目でいつの間にか農村に染まり切った脳みそが活性化しました。後日談になりますが、ここで出た案の中から山本代表の誕生日会の開催や企業の研修の場など具体的に進めていくことになりました。その他のアイデアも絵空事に終わらないように貴重な資料として今後に役立てます。個人的にエネルギーの自給は日常から模索していきたいです。

 

山本代表から「よその集落でも参考にしてもらえるような取り組みを今後も行い、積極的に情報発信していきたい。今回の繋がりを一つの縁として今後ともお付き合いできればと思います。」という挨拶で締め、懇親会へ移りました。

 

懇親会場までは徒歩30秒!「日々薬」さんという、おばんざいと、おいなりさんと、立ち飲みを楽しめるお店でした。

おいなりさんには山清水米を使用して頂き、普段とは違った美味しさを味わいながら、お酒を飲んで話も弾み、終始ワイワイ盛り上がりました。また、途中に改めて一人ずつ自己紹介や会の振り返りを聞く中で、自分の目に見えない部分でこれだけ多くの人が池谷集落を支えてくださっていたこと、そしてその方々と直接お会いすることができたことに今回の会の意義を感じました。そんなことをしみじみ思っているうちにあっという間に新潟に戻らないといけない時間となり、一人お酒を我慢した私の安全運転により帰路につきました。

最後になりますがご協力頂いた皆様、ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました!!!!!

 

 

 

 

2018年の振り返り2018.12.31

事務局長の多田です。

大晦日ですので、今年1年間を振り返ってみたいと思います。

池谷集落に関する取組としては以下の6点が大きな出来事でした。

・棚田オーナー制度の開始
都会に住む人が自分のペースでお米作りに関わる事が出来る仕組みとして棚田オーナー制度を開始しました。楽しみながらお米作りに関わってもらいつつ、農業/農村の多面的機能について、都会に住む人に知ってもらいたいと思います。

・団体の1週間程度の滞在受入
カブスカウトや大学生のボランティアサークル等が10数人~20人程度で1週間程度池谷分校に滞在する受入を行いました。
これまでは週末のイベントでこれくらいの人数を受入れたり、インターンシップとして1名から数名を1ヶ月~1年間受け入れた事はありましたが、10数人~20人を1週間程度受け入れた事は初めてでした。
特に夏は1ヵ月間雨が降らず、水不足でしたので、池谷分校で滞在する水が心配でしたが、滞在した大学生の報告会での発表を聞いたところ、いい意味で相当印象に残る経験が出来たという事でした。

・お米の販売先増加
私が新卒で入社した会社の同期で介護事業の経営者と久しぶりに会って話をし、山清水米を1施設で通年で使ってもらう事になりました。
また、私の実家から徒歩5分程度のところにある飲食店からネットで問い合わせがあり、お米を出荷させて頂きました。年末に帰省した際にご挨拶に行き、食事をしました。

・稲作の不作
今年は夏に1ヵ月間雨が降らなかった事は前述しましたが、雨が欲しい時に雨が降らず、稲刈り前に雨が続くなど天候に恵まれず、その他様々な要因が重なった事で収穫量が過去最少となり、大幅な減収となりました。
NPO法人地域おこしで直接作付けして管理する面積は年々増えてますので、収穫量が減った時の金銭的な影響が大きくなり、例年通り取れた時に比べて数百万円規模の経済的損失がありました。
天候以外の原因については色々話し合って対策をはっきりとさせましたので、来年は挽回できるようにしたいです。

・本の出版
11月に書籍『奇跡の集落:廃村寸前「限界集落」からの再生』を農文協から出版しました。
内容は2部構成で、第1部は実話編として、震災復興10周年記念事業の際に発行した10周年記念誌をベースに最新の情報なども盛り込んで加筆修正し、池谷/入山集落のこれまでの地域おこしの取組みについて描きました。
第2部はノウハウ編として、地域づくりにおける主に人と人との関わりの部分に焦点をあてて、他の地域でも参考にできるようなポイント整理を紹介しています。

・坂之上さんが亡くなる
12月に池谷集落の坂之上のお父さんが亡くなりました。坂之上さんは私が引っ越してきた年くらいに脳梗塞になり、翌年から田んぼを辞め、そこからは交流イベントなどにも参加できなくなっていました。いつかこういう時が来るとは思っていましたが、とても悲しい出来事でした。

 

池谷集落外の取組では、①地域づくりの面と②企業との接点の面で前進しました。

①地域づくりの面では、特に以下の2点が印象に残りました。

・アドバイザーとしての定期訪問
十日町市の外から定期訪問してアドバイザーとしてサポートする依頼を受け、月1回程度の頻度で訪問してサポートを行いました。支援先の取組で臨時直売所をプレオープンし、来年の本オープンに向けて本気で動く人達が出てきました。

・新潟県地域づくり研究会への参加
新潟県地域政策課による「地域づくり研究会」に県内の専門家の方々と一緒に参加し、議論する中で、地域政策課の方が部署を超えた動きを見せるようになってきました。

アドバイザーの取組でも、地域づくり研究会でも、このような形で、人の心に火がついていくような関わり方を通じて、これからが楽しみな展開が見えてきた事は素晴らしいことだと思います。

 

②企業との接点の面では、以下の3点が新たな取り組みでした。

・新潟イノベーションプログラムへの参加
これは野村證券と野村総研による企画で、新潟県内の意欲的な経営者とクリエイターが集まって、新潟県内で新規事業を計画し、プレゼンテーションまで行う取り組みでした。
私はクリエイター枠で参加のお誘いを受けましたので参加しました。
新規事業の計画としては「太鼓×地域資源×企業 で元気爆発事業!!」と題して佐渡の鼓童の太鼓を活用した自然の中での企業受入れの事業を発表しました。

・商工会議所青年部県連出向
私は十日町商工会議所青年部に所属していますが、今年から県連に出向する事になり、県連の会議や運動会などに参加して交流の輪が広がりました。

・新潟NPO協会理事有志と企業向けの取組開始
新潟NPO協会の理事何名かで、NPOの活動と企業を結びつける事を目的として企業向けにサービスを展開する合同会社が立ち上がりました。私もメンバーの一人として関わりました。

 

今年は私自身としては池谷集落の中の取組みにかける時間の割合を減らしていき、池谷集落の外の取組にかける時間の割合が増えてきました。

 

年末にこれからの自分のミッションステートメントを端的に表現することが出来ましたので、記載したいと思います。

『都市農村共生を通じて、より多くの人達が安心・安全で楽しく暮らせる社会を創る』

上記を実現するために、若手の移住者も増えてきてますので、来年は役割分担をしっかりとして、集落の中の事はどんどん任せていける体制を作り、私自身は都会の企業と池谷集落をつなぐ活動により多くの時間を使えるようにしていきたいと思います。

新米を食べる会を開催しました!2018.12.01

こんにちは!
農作業他&ブログ担当の森です

11月10日に開催しました、『新米を食べる会』の様子をご報告させていただきます!

11/10 新米を食べる会

今年収穫した新米と村のお母さんたち手作りの美味しい料理をいただきながら、参加者の方々と交流を深めることができました。

 

==イベント詳細==

2018年11月10日(土)

13:00 受付開始
13:30 オリエンテーション
14:00 ブナ林散策
15:00 池谷のお母さんたちとお料理づくり
16:00 窯焚きスタート
17:00 食事スタート
19:00

 

▽まずはオリエンテーション的なものからスタート

今回参加してくださった方々は、とっても少人数でしたがバラエティーに富んだ方々ばかりで、最初の自己紹介からオープンマインドで深〜いお話も聞けて、とっても打ち解けた雰囲気で過ごすことができました

 

▽有志メンバーで池谷集落自慢のブナ林へトレッキング!

車でこの入り口付近までやってきまして、ここから先は5分ほどブナ林まで歩いて行きます

 

▽途中紅葉を堪能しながら歩いていきます

参加者の方の後ろ姿と私(森)です笑

 

▽絶景スポット

池谷集落は標高300メートルほどの高台にありますので、こういう絶景が楽しめるスポットがいたるところに存在するのです。ブナ林散策コースの絶景ポイントでしばしゆっくりと佇みました。

 

▽カエル

跳んでます笑

▽きのこ

名前はわかりません汗

食べられるのでしょうか??

▽ブナの実

蕎麦の実によく似ています

実は結構貴重なもので、5年に一度くらいの周期でしか実を落とさないのだそうです。今年はたくさん落ちていましたから、ブナが子孫を残そうとする周期にちょうど合致したのですね。

 

▽ブナの実をむいているところです

食べた感じは 薄味のくるみ という感じでした。

クマの大好物だそうで、ブナ林を歩くときはクマとの遭遇に注意ですね

 

▽釜炊きご飯

参加者の方に手伝っていただきました

新米を美味しく炊くには水加減にご注意ですよ〜、一割くらい水を少なめにして炊かないと水分多めの炊きあがりになってしまいます〜

 

▽交流会のお料理の準備です

ブナの実の皮むきやら釜炊きご飯やら盛り付けやら、参加者の方にものすごくお手伝いしていただきました

 

▽新米〜!

ジャーン!

美味しそうです〜

おかず無しでも3杯はいけちゃいます

もっさり山盛りのお汁も美味しくいただきました〜

 

▽交流会は大盛り上がりでした

ここのところイベントの交流会が毎回盛り上がっているような気がするのは気のせいではないと思います。

いつも盛り上がるのですけどいつも以上に盛り上がります。何故なのでしょうか笑

少人数でしたが個性的で面白い方が集まったので面白いアイデアが浮かんでは消え浮かんでは消え・・・

なのですが、毎回ですけど、今後も交流が続いていく方々との繋がりができたように思います。

 

▽みなさんバッチリ笑顔で記念の集合写真です

残念ながら私は撮影係のため写っておりません泣

美味しい新米と美味しい料理、美味しいお酒と、楽しいお話で満足な時間でした

 

一昨年から収穫祭という形ではなく、シンプルに新米を食べる会ということで、それほどまでには集客に力を入れずに開催していますので、参加したくださった方は少人数ではありましたが、我々としても全く疲れることなくそれでいて充実したイベントになりました。

願わくはこのスタイルで、もっとたくさんの方に遊びに来てもらえるようなイベントに育てていきたいなと思うのは都合のいい願望ですね笑

今回参加してくださった方、是非来年もお会いできれば嬉しく思います!

そして来年は新しい方との交流も楽しみにしています!

 

新米のご注文は是非こちらのネットショップからお願いいたします

池谷・入山ガイドネットショップ

 

地方創生はカリスマによって行われるのか?2018.11.28

この度出版した『奇跡の集落:廃村寸前「限界集落」からの再生』において、私が書籍で伝えたい事が端的に表現されたレビューを頂きました。

これはとても嬉しかったのでブログにも記事として書かせて頂きたいと思います。

レビューのページはこちら

「地方創生は一人のカリスマの存在だったり、鮮やかな独創的な手法で一気にうまくいくものではない、地道なプロセスの積み重ねだということを教えてくれます。
 前半をさっと読むと奇跡の集落の秘訣は様々な献身的な人々の努力の積み重ねといろいろなめぐりあわせではないかと思ってしまいますが、この本の後半ではきちんと偶然に見える事柄から必然な事象をきちんと社会科学的に分析しています。そういった意味でこの本はカリスマが起こした「単なるサクセスストーリー」ではなく、一つ一つ地道に積み重ねていく地方創生にとって再現性のあるアプローチを提唱しているといえると思われました。」

歴史にも英雄史観という言葉がありますが、カリスマ的な英雄が歴史を動かしてきたと思われがちです。
しかしながら、本当はカリスマ的な英雄以外の数多くの人達が関わり合って歴史は動いてきたわけです。
地方創生の取り組みは現在進行形の歴史であり、一人一人の行動の積み重ねが我々の未来を創ると思います。
誰かが何とかしてくれるという他人事ではなく、一人一人が我が事として主体的に動く事が大切だと思います。

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