ブナ林ウォーキング JA十日町女性部の方々が50名ほどいらっしゃいました!  2018.06.18

こんにちは!農作業とイベント開催報告担当の森です。

池谷には素晴らしいブナ林があります!もしかしたら知らないと言う方もいらっしゃるのでは??
みなさん池谷のブナ林にいらっしゃったことはありますか??

そんな知る人ぞ知るブナ林に目をつけていただき、JA十日町女性部の方々が恒例のトレッキングイベント会場に池谷を選んでやって来てくださいました。参加人数はなんと総勢50名ほど!池谷の瞬間人口密度が5倍(?)くらいに膨れ上がりました。

 

▽池谷集落からブナ林までの道のりはちょうどいいトレッキングコースになっていて、6月のちょうど良い天候の中、歩いて行くのはとても気持ちが良かったです

▽途中にはこんな見晴らしのいい場所もあったりします

▽多田事務局長によるトランペットの独奏会でみんなで合唱をしたり、実は整体師の私のレクチャーで経絡調整体操なんていうこともさせていただきましたが、そちらは写真が、ありません(泣)

 

ブナ林トレッキング、おすすめです!

田んぼへ行こう!!~田植え編~ に参加しました2018.06.08

 

田んぼへ行こう!!田植え編の参加者から、感想をいただきました!

 

最高の田植え日和!

初夏のような強い日差しと抜けるような青空のもと、
『みんなの棚田』の田植えに参加させていただきました。

山の木々の深い緑、水面に揺れる太陽の光、吹き抜ける風のにおい、
その中を元気に走り回る子供たちの声。

おだやかに流れる時間とともに身も心もリフレッシュ。
こんな心地よさと充実感は、東京の日常でなかなか味わえないものでした。

この日は家族連れの参加者も多く、みんなワイワイ楽しそうに田んぼの中に足を踏み入れてゆきます。
少しずつ少しずつ小さな苗が並んでゆく田んぼを眺め、みんなの顔にあふれる達成感!

世代を越えて受け継がれてゆくべき風景って、きっとこんななのかもなあ…

みんなの手によって植えられたひとつひとつの苗が、秋に豊かな穂を実らせるように
そして池谷集落のこのステキな取り組みが、やがて大きな実を結ぶように

『みんなの棚田』の名前に込められた大切な思いと強い意志をあらためて噛みしめつつ、
その輪にほんの少しだけでも関われていることに喜びを感じる幸せな週末。

本当に楽しい1日を、ありがとうございました!
故郷みたいな池谷に、また帰ってきますね。

 

飛渡地区ふれあい運動会は欠かせない地域行事2018.06.06

14集落が集まる飛渡地区の運動会に参加して来ました。

各競技白熱した勝負が繰り広げられ、熱い1日でした!

 

やっぱり勝負事は勝たないと楽しくありませんよね。でも今年も優勝できなくて、⤵︎とっても残念です。

 

△大玉運び 不安定な木枠で大玉を運んで走るとってもシンプルだけど手に汗必至の競技です

△ご存知! 綱引きです 勝つと嬉しい競技ランキングの最上位競技です!ほんと間違い無いです。でも今年は負けてしまいました。技術を指導してくれるコーチがほしいです。

 

△組体操は運動会になくてはならないです。体が大きい方だったので私は一番下の土台意外やった事ないです!上に乗ってみたいなと思いますねー。気持ち良さそうなのですよね。

 

△玉入れです! 説明はいりませんね。ザ・運動会って感じです。全然はいりませんでした。入る気がしません。

△大玉送り 私はこういうのやった事なかったのですが、結構楽しいです。今年は勝ったから余計にそう思います。

 

△運動会終了後は毎年恒例慰労会!今年は新任の先生が池谷集落の慰労会に参加してくださいました。

あの競技はあそこでお前が水をこぼさなければ余裕で勝てたのに!と叱られました。

 

 

飛渡第一小学校を会場にして、毎年開催されるこのふれあい運動会は、相当な長い歴史があり、ずっと以前からまさにこの地域のふれあいの場として欠かす事のできない地域行事として続けられてきました。

今年度の全校児童数11名と小所帯の小学校ですが、ユネスコスクールに認定されているように、教育活動が社会的に評価されている十日町が誇る小学校です。

私が通った小学校は全校児童が1000人を超えていましたので、学年全員どころか、クラス全員の顔と名前を覚えるだけでも大変なのですが、飛渡第一小学校では全員が本当の兄弟のように過ごしていて、年齢を超えた人間関係構築の実践にはもってこいだなと、個人的にそう思います。

この運動会は小学校の運動会と合わせて、地域のふれあい運動会という形で開催されていますので、小学生の競技と、地域住民の競技が交互に開催される形でプログラムが進行していきます。

こういうところもこの行事のいいところだなと、個人的には思います。学校単体の運動会では地域住民の参加はあまりないでしょうし、地域の運動会では小学生だけの競技はあまりないでしょうから、なんともごちゃっとした感じが私は好きです。

地域の住民が集まって、行事をを行うということ自体、日本各地で失われていっている事なのではと思うのです。ずっと続いていってほしいなと、そう思うのです。

田んぼへ行こう!!~田植え編~ 開催しました!2018.06.06

こんにちは。農作業とイベント報告担当の森です!

 

今年から募集を開始しております、『山清水米みんなの棚田』(棚田オーナー制度)田植え編ということで、参加者の方々と一緒に田植えをしました。(イベントはオーナーでなくても参加OKです)

 

 

「山清水米みんなの棚田」のなかま募集!

 

田んぼへ行く前に、まずは池谷分校でスライドを使って、お米作りの全体の工程をみんなで学びました。

田植の前に苗を育てたり、田んぼに肥料をまいたり、、田植が終わってからも草を刈ったり、色々な作業があるのですよ〜。

そして今日植える苗が、元気に育って穂を実らせ、山清水米として皆様のお手元に届くのですよ!ということを実感していただければなと思います☆

 

 

いざ!田んぼへやってきました!!

2グループに分かれて、多田事務局長と山本代表からお手本の披露&レクチャーを受けたあと、田んぼに入ってもらいます。
田んぼに線が引いてあって、線の交わった角のところに2,3本ずつ根っこを切らないように苗をとって植えて行くのですよと、具体的に田植の仕方も確認して、田植が初めての方でもすぐに植えられるように、しっかりサポートします。

上の写真は多田事務局長(一番左端)によるお手本です
こちらは山本代表(中央、田んぼの中)によるレクチャー

 

 

 

草無くなった!取ってー!!

稲の苗を草呼ばわりされてしまいましたが(笑)小さなお子さんもみんな、膝のところまで泥に浸かって、中にはお尻までドロドロになりながらのお子さんもいましたが、一生懸命苗を植えてくれました!

 

用意周到、なぜか子供達は本当に全員、網と虫かごを持参でした。田植がひと段落したら夢中で虫取りです。

でもサンショウウオやトノサマガエルって珍しいのですね??どこにでもいるものですから、そういう生き物たちを珍しいという参加者の皆さんの言葉が、なんだかとても新鮮でした。

 

田植も無事終了して、田んぼの畔で記念写真です。天気が良くて、本当に良かったです!

 

 

池谷集落に戻って、シャワーを浴びてもらったり、身支度を整える時間を取ってから、集会所で懇親会をしました。

NPO法人地域おこしの活動についてスライドを使って説明したり、参加者、スタッフ、集落のひと、料理を作ってくれたお母さんがた、それぞれの方に自己紹介をしてもらったり、今日の感想をお話ししていただいたり、などなど、盛りだくさんで、本当に楽しく盛り上がりました。

 

 

いつも思うのですが、イベントそのものよりも、私は実は懇親会が一番楽しいです。・・・あれ?このコメント、主催者としてオッケーなのでしょうか??

 

 

天神囃子を全員で歌いました。

天神囃子というのは、十日町界隈では酒宴の際に必ず歌われる常套行事のようなもので、この後は無礼講!という合図になる楽しい歌です。面白いことに各集落で微妙に歌詞が違っていたり節回しが違っていたりするのですが、当然この日は池谷バージョンです。

いままでの半生を語り合い、現状の取り組みを語り合う、そして今後の展望を語り合う、そういう濃密な時間を初めて会った方や何度もイベントに参加してくださっている顔なじみの方々と分け隔てなく過ごせる。集落で生きている私にとってこれほど明日への活力になることはないのです。と話したところ、

参加する私にとっては池谷という自然豊かな場所に来て、集落の人たちと関わることで、都会で疲労した心身の栄養補給、エネルギーチャージになるんだと言っていただき、感動してしまいました。

 

 

いけたにっ!!で笑顔の集合写真。

いやー、こうして見てみると、みなさん楽しんでいただけたようで、とっても嬉しくなる写真ですね。

ぜひまた遊びに来てください!

 

 

 

〜編集後記〜

好天に恵まれ、参加者の皆様には爽やかな達成感を感じていただけたのではないかと思います。

とはいえ、手作業の田植えは慣れない姿勢での重労働ですから、腰が痛い〜、という声も聞こえて来たのでした。
そこで実は私、こちらに移住する前は名古屋で整体院をやっていまして、少し整体ができますので、今回は冗談で整体しますよーと言っていました。今後は本格的に臨時営業をしましょうか、はやるかな、うーんどうしましょう(笑)

中山間地を保全する必要はあるのか?2018.05.11

少し前の話になりますが、北陸農政局から「『今後の農政を考えるにあたって、現地の人の肌感覚を知るためにヒアリングをしたい』という事で本省の方が来ます」というご連絡を頂き、2018年2月23日に農林水産省の方々が私の住む新潟県十日町市の飛渡公民館にいらっしゃいました。

飛渡地区にずっと住んでいる地域の方々と十日町市の新規就農者の方々をはじめとした移住者に集まってもらい、飛渡公民館で意見交換をしました。

そこで、色々意見交換をする中で、中山間地を今後も荒らさないために必要な事が私の頭の中で整理されたのでそれについて書いてみたいと思います。

 

まず、中山間地を荒らさないでおくべきか否かという意見があると思いますが、私の立場としては、中山間地は荒らさない方が良いという立場です。
だから自ら中山間地の池谷集落に住んでいるわけですが。

一方でコンパクトシティーという考え方もあり、人が住むのは中心市街地に集中した方が効率的であるという意見もあります。

ただ、人が住むところを集中させるというのは、平時の時は確かに効率は良いと思いますが、災害が起こった時には被害が大きくなりやすいです。

良く色んな人が言っているように東京に地震が直撃したらとんでもない事になるという事を想像してみると実感できるのではないでしょうか?

また、最近は中山間地に住む人が減った事で、熊が街中に出たりといったニュースも聞かれるようになりました。

大雨が降ると、棚田が自然のダムの代わりをして、大水が一気に平地に押し寄せるのを防ぐという効果があります。
近年は大雨が降った際に、床下浸水の被害がひどいというニュースも見られますが、これは棚田の耕作放棄が進んだことも無関係ではないと私は考えています。

こうして見ると、ある意味、中山間地は市街地の防波堤という考え方も出来ます。

そして、農林水産省は農業・農村の多面的機能をイラスト入りでわかりやすくまとめてホームページで公開しています。
http://www.maff.go.jp/j/nousin/noukan/nougyo_kinou/

 

そして、農業の多面的機能の貨幣価値も試算しており、資料としてまとめています。
http://www.maff.go.jp/j/nousin/noukan/nougyo_kinou/pdf/kaheihyouka.pdf

 

また、中山間地には農地だけではなく、森林もあります。
林野庁は森林の有する機能の定量的評価をまとめており、これも経済的な評価額を試算してまとめています。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/tamenteki/con_3.html

 

私は世の中お金だけではないと個人的には考えていますが、世の中の多くの人が納得するためにはこういった金額的な評価も必要で、この金額も含めて考えると、人が住む場所は集中するよりも分散した方が実は効率的だと言えるかもしれません。

 

なので、農業を農産物を作って販売する場所としてだけではなく、多面的機能を含めて考える事が重要であると私は考えています。

以前農林水産省の1階に日本・EUにおける農業所得に占める政府からの直接支払額の割合というポスターが張られていました。
http://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h21_h/summary/p1_tp.html

これを見ると、EUでは農家の所得の実に78%が税金で賄われているのに対し、日本は23%にすぎません。

我々がお医者さんに行くと、3割負担なので、患者が300円支払ったらお医者さんには700円の税金が医療費から支払われ、お医者さんの手元には1000円が入るという事になっていますが、医療も食料も同じく人の命を守るものであるという事を考えると、EUのような考え方も必要ではないかと思います。

実際に農業をして感じる事は、時給換算したら普通の仕事に比べて安すぎるという事です。
以前米作りで得られた利益を労働時間で割ったら時給531円でした。
色々作業を効率化して、改善できる部分はあると思いますが、それでも時給1000円を超えたらいい方だと思います。
これだと都会のコンビニバイトの方が高いです。

それで家族を養っていくというのはとても大変です。

都会から農作業体験に来た人は大体こう言います。

「こんなに大変な事はたまに体験としてだからいいけど毎日やるなんてすごい。」

農家は普通のサラリーマンならまだ寝ている時間から起きて大変な肉体労働をしてます。

日本の農業は保護され過ぎているという人は実際に自分で農作業をやってみてどう思うのかを聞いてみたいと思います。

今回いらっしゃった農水省の方によると、EUで農業に対して多額の財政が投じられる事に対して国民の理解が得られていたり、フェアトレードのような考え方で少し高くても自分たちの国の農産物を買おうという考えが強いのは、国民が農業の価値を知っているからだそうです。

逆に日本でそうなっていない理由は、ほとんどの国民が農業の実態を知らないからだという事がわかりました。

自分も十日町市に移り住むまで全く農業の実態を知りませんでした。

という事は、義務教育でしっかりと農業の多面的機能について子供のころから教え、修学旅行で実際の農山村にふれさせるというような事をする事はとても重要なのではないかと思います。

十日町市では越後田舎体験という形で中学生などの修学旅行の受入を行っています。
田舎体験で来た中学生を受け入れている家庭は飛渡地区にもありますが、実際に来た子供達からは非常に評判も良く、その後年賀状が届いたりもしているそうです。

中山間地を荒らさないための長期的な取り組みとして、これからの世代にしっかりと農業の多面的機能について知識として学んでもらい、また、実際に現地に訪れる機会をもってもらって体感してもらうという事はとても重要になると思います。

そして、このこと自体はそんなに予算のかかるものではないので、すぐに実行出来る事だと思います。

 

もう1つ話をする中で出てきた事があります。

それは、都会のCSRに熱心な企業と農山村の受入を結び付ける仕組みを作るという事です。
農村の多面的機能に「癒しや安らぎをもたらす機能」と「体験学習と教育の機能」というのがあります。

これを、都会で働いていてメンタルをやられる前の予防や、メンタルをやられた人の療養、前向きな観点では野外での共同作業を通じてチームビルディングに結びつけて企業の生産性を高めると言うように、企業にとってメリットが得られる形で農村と結びつけるという事を国を挙げてやってもらうような体制づくりが出来ると、都会の企業にとっても農村にとってもWin-Winになると思います。

このような事は個別の取組みとしては全国各地で先進的な地域では行われてきましたが、社会貢献的な事をしたいけどそういうつながりが無かったりそもそも何をしたらいいのかわからないという人も多いですので、それをうまく結びつける仕組みを作る事は社会的な意義も大いにあると思います。
丁度、最近は持続可能な開発目標(SDGs)という言葉が盛んに使われるようになっています。
私は2017年12月に開催されたまちてんに登壇させて頂いたのですが、そのまちてんの実行委員長で株式会社伊藤園の常務執行役員 CSR推進部長の笹谷秀光氏もSDGsをキーワードとして色んな所で発信しておられます。
いまこそ、このような企業と農村を結びつける取組みを一般化していくいいタイミングなのではないかと思います。

これも予算はほぼ不要で回せると思います。
実際に農村に来た企業が交通費や現地での食費・宿泊費・体験料を負担すれば普通の経済活動として回すことが出来ます。

これは、内部留保がたまっていてお金のある企業の有効なお金の使い方にもなると思います。

これを実行するために必要な事は受入が出来る地域とCSRをしたい企業を取りまとめて整理する事と、実際に介在してマッチングする機関が必要になるのですが、都会の企業側を取りまとめるのを都会のNPO等に担ってもらい、農村を取りまとめるのを農村のNPOが担う事で少しずつ実績を積みながら全国に広げていく事は十分出来ると思います。

 

まとめると、次の2つについては私が是非実現に移してほしいと思いました。

①農業の多面的機能を義務教育で学んでもらう仕組みを作る
 ・学校の社会の科目で教える
 ・実際に現地にふれる機会を修学旅行などで作る

②企業のCSRと農村を結び付ける仕組みを作る

 

上記の2点については是非今回の現地ヒアリングでの意見という事でくみ上げて頂き、是非実行される事を願っています。

そして、自分たちもすぐにできる事として、上記に書いたことを小規模に実行できるような取り組みを始めました。

それが、棚田オーナー制度です。詳細は下記のリンク先に記載しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧いただければと思います。

http://iketani.org/event/minnanotanada/

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