お米通信 No.151(2019年8月号)2020.02.20

毎月、商品をご購入いただいたお客様に、商品と一緒にお届けしている「お米通信」。

ブログでもご紹介しています。昨年を振り返る形になりますが8月のお米通信をお楽しみくださいませ…

 

暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?今月は多田朋孔(ともよし)が書かせていただきます。いよいよ田んぼの稲が穂をつけ始めてきました。今年は冷夏になるかもしれないと心配されていましたが、一転して猛暑が続き、稲の生育には良い天気です。暑いですが去年のように水不足になるほどではなく、今年は収穫量も期待したいと考えているところです。

出穂の様子

「農業は雑草との闘いだ」という人もいますが、気温の上昇とともに雑草の勢いは増してきており、草刈りが大変です。今年はNPO法人地域おこしとして管理する田んぼの面積がまた増え、合計4町7反ほどになりましたので、平日は基本的に月・火・木・金と朝5時から8時・9時頃まで私と安藤君と森さんの3人で田んぼの畔の草刈りをして回っています。6月半ばから草刈りをはじめ、約3週間かけて7月上旬に1巡したのですが、その頃にはまた最初の方に草を刈った田んぼの草が伸びてきており、少し休んで7月半ばから2巡目を開始しました。これを書いている8月6日時点で、あと2日ぐらいで2巡目の草刈りが終わるころかなというところです。

草刈りの様子

無農薬で栽培している田んぼは畔の草刈りだけでなく、田んぼの中の雑草の退治も必要です。これを怠ると雑草が絨毯のように生えてきて稲が負けてしまい、収穫量が激減してしまいます。今年は比較的雑草を抑える事が出来、これまでの中で一番いい生育状態になっていると思います。ここ数年ご注文に応じ切れるほどの収穫が出来ておらず、お断りしてしまう事もありましたので、今年はご注文いただく方には皆さんにお届けできればと思いますが、最終的にどうなるのかはまだ何とも言えません。

草取りの様子

私が池谷集落に移り住んで10年目になりますが、この10年で集落の状況もだいぶ変化しているのを感じます。ここ数年で池谷集落の方が田んぼを辞めたり亡くなったりという事もあり、かつては新屋敷さん、隠居さん、坂之上さん、津倉さん、橋場さんと5軒が稲作をしていたのが、今では稲作を続けているのは新屋敷さんと橋場さんの2軒だけになってしまいました。そして、NPO法人地域おこしが集落の中で一番沢山の面積の田んぼを管理するようになりました。池谷集落ではまだ移住者が来てNPO法人として農地を管理する体制が出来た事で米作りの継続はできておりますが、近隣の移住者が受け入れる事が出来ていない集落では今後徐々に田んぼを耕作する人が減ってしまいそうだと感じています。まさにここ数年が激変の時期であると思います。

一方で先日JTBの方より「旅いく」という親子旅行で池谷集落で稲刈りイベントを行いたいというお話があり、打合せを行いました。今、都会の子供達にはお米がどういう風に作られているのかという事を現場で見て感じてもらうという需要があるようです。厳しい現状がある中で、都会側からのこうした動きは明るい話題でもありますので、何とかこれからも稲作を継続できるように頑張りたいと思います。

 

 

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