お米通信 No.153(2019年10月号)2020.12.07

毎月、商品をご購入いただいたお客様に、商品と一緒にお届けしている「お米通信」。

ブログでもご紹介しています。更新が滞り今更昨年を振り返る形になりますが10月のお米通信をお楽しみくださいませ…

今年の稲刈りは9月中旬過ぎから始まりました。仲間うちでは「怒涛の稲刈り」とか「稲刈り戦争」などといった表現をする人が居るほど、米作り農家にとって大変な作業です。雨が降る日にはコンバインは使えませんし、晴れの日でも朝露が残るうちも使えません。毎日のようにいつ晴れるかと天気予報を見ながらの作業です。雨天が続く日は「稲が風雨で倒れるだろうか、田んぼが柔らかくなってコンバインがぬかるんでしまわないだろうか」と気を揉みます。そして、長雨で刈り取りがあまりに遅れると、「刈り遅れ」が理由で品質の低下を招いてしまう事になるので一層イライラが募ります。

今年の夏は全国的に高温と伝えられていますが、池谷・入山集落も例外ではありませんでした。

全国的にも米の登熟期の気温が高すぎて品質が低下する「高温登熟障害」が発生し、大きな問題となっています。今年の収穫した米を見ると「高温障害」により白く濁った粒が結構多いのです。

今年は特に日本海側に台風が来ることが多くありました。稲の出穂後10日間ほどに高温、特に夜の高温が稲にとってストレスとなり「高温障害」が起きると言われます。日本海側に台風が進むと新潟県も厳しいフェーン現象にさらされ猛暑になりましたが、これが原因の一つと思われます。台風が来る時は田んぼに水を入れる等対策はするのですが、それを超える自然の気象現象には敵わず、籾摺り後に色彩選別機にかけ白濁粒を取り除く作業もするのですが、完全とは行きません。地球温暖化の進行が言われていますが、他人事ではいられないですね。


それがようやく仕上がったのです。自分たちで出来る工事は自らやり、出来るだけ安く建てようと様々な努力をしてきました。未だ完全ではありませんが、使いながら使い易いように仕上げて行きたいと考えています。中の機械は殆ど今まで使ってきたものばかりですが、快適に作業が出来ています。
 さて、この秋から新しライスセンターを使っています。集落の高齢者達が米作りをリタイヤされNPO法人が耕作する田んぼの面積が増える中で、刈り取り後の乾燥・籾摺りなどをする施設がどうしても必要と数年前から計画していたものでした。

10月6日(日)稲刈りイベントが行われました。台風18号の動きが心配されましたが当日は天候にも恵まれ、そして28名もの沢山の方から参加して頂きました。前日に雨が降った事もあって泥んこになった方もおられましたが、子供達も多く賑やかに稲刈りと稲架かけの体験をして頂きました。参加者のある方は「数か月前に植えたあんな小さな苗がこんな穂を着けるんですね、感動です!」と話してくれました。

夕食を兼ねた交流会では池谷のお母さん達の手作り料理と新米を頂きました。当日5歳児たちが3人居ましたが、初めの頃は3人ともよそよそしい感じでいたのが慣れるにつれ追っ駆けっこが始まり、いつの間にか兄弟のように遊んでいてとても微笑ましく思いました。(山本 浩史)

 

 耐雪式のライスセンター                 イベントの様子

 

 

 

 

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