お米通信 No.162(2020年7月号)2020.12.07

毎月、商品をご購入いただいたお客様に、商品と一緒にお届けしている「お米通信」。

ブログでもご紹介しています。更新が滞り、振り返る形になりますが7月のお米通信をお楽しみくださいませ…

今年の稲作は小雪で5月中旬〜6月頭にかけて雨がほとんど降らず水不足からのスタートとなりましたが、梅雨に入りようやく雨が多くなってきました。ちょうど今の時期は稲の分げつが進む時期で、稲の生育状態によっては、分げつしすぎるのを防ぐために10センチ〜20センチ程の深水にするか、中干しと言って水を完全に払ってしまう時期になります。過剰に分げつしすぎると無駄な茎が増えて、かえって米の粒が小さくなってしまい、くず米(製品にならない米)も増えてしまうと言われていて、この時期の水管理としては茎の数が増えてきたら深水か中干しをした方がよいとされています。

深水にできる環境であれば、深水にした方がよく、深水にする事で、茎が太くなり、また茎が開いて日光が当たる部分が増え、根っこも張ると言われています。私たちが管理している田んぼでも深水にできるところは極力深水にしています。ちなみに中干しは水分を絶って分げつを抑える方法ですが、この方法だと地面がひび割れる際に根っこを切ってしまうと言われており、できれば全て深水にしたいところなのですが、山の田んぼで水が不足していたり、田んぼの畔が低くてそもそも深くできないところもあるため、深水と中干しを分ける必要があります。

農薬・化学肥料不使用のお米も育てていますが、除草剤を使わない栽培方法では草取りが重要です。今年は草取りに関して、「Ys.WEEDER」という写真のような道具を使って行いました。これにより、例年に比べて楽に草取りができたと思います。2人で田んぼの端に別れて立ち、ロープでYs.WEEDERを引っ張る事で土を攪拌し、まだ芽が出るか出ないかぐらいの状態の雑草を浮き上がらせて退治するのが今回の方法です。完全に草がなくなるわけではないのですが、去年までの田んぼに入って手押しで除草機をかけるのに比べると、かなり労力を抑えることができ、草もかなり抑えることが出来て、ある程度はうまくいったのではないかと思っています。実際にどれくらいの収穫量になるのかはまだわかりませんが、今後が楽しみです。

米作りの話題ではないですが、コロナウイルスで消費が冷え込む中、宿泊に対して3割補助が出るということもあり、7月3日〜4日にかけて池谷集落の皆で小旅行に行きました。池谷集落からバスで45分の同じ十日町市内の雲海という温泉旅館で骨休めと宴会ができました。ちょうど7月3日が民宿かくらの近藤哲也さんの87歳の誕生日で、宴会中にお祝いしました。翌4日は今回の旅行の発案者である三椿さんの誕生日でした。下は今年生まれたばかりの安藤君の息子の秀郷(しゅうご)君から上は87歳と君老若男女で旅行できるコミュニティは現代では貴重だと思いました。集落の皆さんも楽しめたようで、「また来年も旅行しよう」となりました。(多田朋孔)

 

 

 

 

 

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