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11月号(11月9日発行)の担当は、福島美佳です。
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山の木々も色づき、池谷の秋も深まってきました。今月の担当は、福島です。
今年はとにかく雨が多く、池谷集落のみならず十日町市内、新潟県内のどの農家も大苦戦をしいられた年でした。
田んぼのぬかるみが深すぎてコンバインを入れることができず、一枚丸々手刈りをしなくてはいけない田んぼも少なくありませんでした。
地域おこしではコンバインをつぐらさん、隠居さんと共同で使用させてもらっていますので、3組分の稲刈りをみんなでやっています。
10月末ころにようやく全て刈り終わることができました。
普段は事務担当の私ですが、手刈りした稲を運ぶ作業を半日お手伝いさせていただきました。
とにかく田んぼに足を入れるとはまってしまうので、歩くのに苦労しました。
「こんな年はないよ」と村の方たちは口々におっしゃっているのを聞くと、気候に左右される農業の大変さを、改めて感じました。
この秋には池谷にインターン生が来てくれました。
新潟県の短期インターン制度を使って、北海道出身の吉田弥生さんが10月6日から1ヶ月間活動しました。
最初は稲刈りをひたすら手伝っていただき、後半は地域の行事に参加したり、飛渡地区(池谷集落を含む14集落からなる地区)の地域おこし協力隊の手伝いなど様々なことを体験しました。
吉田さんは公民館の社会教育を研究されていて、6年前から飛渡地区を訪れています。
活動期間の最後に活動報告会をしていただきましたが、専門的な知見から、インターンの感想や地域への提案をしていただき、本当にすばらしい報告会になりました。
地域に新しい風をいれることの大事さ、つまり新しい視点を持った方が地域に加わることでより可能性が広がること、地域の人の結束がより強まることを実感しました。
報告の中で、吉田さんが発見した池谷・入山集落の昔の文集にあった言葉を教えてくれました。
「一日の勉強 一歩の前進 百日の勉強 百歩前進 それでこそ本当の勉強」。
うまく物事が進まない時もありますが、地道に一歩ずつ進んでいくことの大事さ。
様々なことを気づかせてくれる風となった吉田さん、1ヶ月間大変お疲れ様でした。
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